「旅行積立の支払いでクレジットカードのポイントも貯めたい」「ポイントの二重取りはできるの?」そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

結論から言うと、旅行積立のクレジットカード払いはサービスによって対応状況が異なります。この記事では、各サービスの対応状況、ポイント二重取りの方法、注意点を詳しく解説します。

旅行積立のクレジットカード払いは可能?

旅行積立の支払い方法は、サービスによって異なります。まず主要サービスの対応状況を確認しましょう。

主要サービスの対応状況

サービス クレカ払い 備考
ANA旅行積立 一部可能 ANAカードのみ対応
JTBたびたびバンク 不可 銀行引落のみ
JAL旅行積立 一部可能 JALカードのみ対応
JCBトラベル 可能 JCBカード対応

航空会社系のサービスは、自社発行のカードであれば対応していることが多いです。ただし、他社カードは使えないケースがほとんどです。

ANAカードでANA旅行積立

ANA旅行積立は、ANAカードでの支払いに対応しています。ANAマイルを貯めている方にとって、積立しながらマイルも獲得できる一石二鳥の方法です。カードのグレードによってマイル付与率が異なるため、自分の積立額に合ったカードを選びましょう。

対応カード ポイント付与
ANAカード(一般) 200円=1マイル
ANAカード(ゴールド) 100円=1マイル
ANAカード(プレミアム) 100円=1マイル

毎月1万円の積立で、ゴールドカードなら年間1,200マイル貯まります。旅行積立の利息(最大3%)とマイルの両方が手に入る「二重取り」が可能です。

JALカードでJAL旅行積立

JAL旅行積立も同様に、JALカードでの支払いに対応しています。JALマイラーにとっては、旅行資金を貯めながらマイルも同時に獲得できる効率的な方法です。CLUB-A以上のカードであれば、ショッピングマイル・プレミアム加入で還元率がさらにアップします。

対応カード ポイント付与
JALカード(一般) 200円=1マイル
JALカード(CLUB-A) 100円=1マイル
JALカード(プラチナ) 100円=1マイル

JAL派の方は、JALカードで旅行積立を払うことで、積立の利息(2.5%)とマイルを同時に獲得できます。

Close-up of airline branded credit card on wooden desk with boarding pass, professional product phot

ポイント二重取りの仕組み

クレジットカード払いができる旅行積立では、「ポイント二重取り」が可能です。

二重取りとは

「二重取り」とは、一度の支払いで2種類の特典を同時に獲得することを指します。旅行積立の場合、積立による「サービス額」とカード払いによる「ポイント」の両方を手に入れられます。

通常、旅行積立では積立額に対して1.75〜3%の「サービス額」が付きます。これに加えて、クレジットカード払いにすることでカードのポイントも貯まります。

収益 内容 例(年間12万円積立)
サービス額 積立の利息 3,600円(3%の場合)
カードポイント カード払いで貯まる 1,200マイル(100円=1マイル)
合計 両方の恩恵 約5,000円相当以上

銀行引き落としで積み立てるよりも、カード払いの方がお得です。

還元率の計算

具体的にどれくらいお得になるか計算してみましょう。実際の数字で比較すると、二重取りの効果がより明確になります。銀行引落とカード払いでどれだけ差が出るか確認してください。

条件: 月1万円×12ヶ月=年間12万円を積立

支払方法 サービス額 カードポイント 合計還元
銀行引落 3,600円 0円 3,600円(3%)
ANAゴールド 3,600円 1,200マイル 約5,400円相当(4.5%)
ANAプレミアム 3,600円 1,200マイル 約5,400円相当(4.5%)

1マイル=1.5円換算で、実質還元率は4.5%程度になります。銀行預金の数千倍のリターンです。

クレジットカード払いの注意点

旅行積立をカード払いにする際の注意点をまとめます。

1. 対応カードが限定される

旅行積立のカード払いで最も大きな制約が、対応カードの限定です。多くの旅行積立は、自社発行カードのみ対応です。普段使いの高還元カードで払いたいと思っても、残念ながら使えないケースがほとんどです。

旅行積立 対応カード
ANA ANAカードのみ
JAL JALカードのみ
JCB JCBカードのみ

「楽天カードで払いたい」「アメックスで払いたい」といった希望には対応できないケースが多いです。

2. カード年会費を考慮する

ポイント還元率の高いカードほど年会費も高くなる傾向があります。ANAゴールドカードやJALカードCLUB-Aは年会費がかかるため、積立額とのバランスを考える必要があります。

カード 年会費
ANAカード(一般) 2,200円
ANAカード(ゴールド) 15,400円
JALカード(一般) 2,200円
JALカード(CLUB-A) 11,000円

年間の積立額が少ない場合、年会費分の元を取れない可能性があります。総合的にプラスになるか計算しましょう。

3. ポイント付与率が変わる場合がある

クレジットカードのポイント制度は永続的なものではありません。カード会社の規約変更でポイント付与率が下がる可能性があります。特に旅行積立のような特定の支払いに対しては、ポイント対象外になるケースもあるため、常に最新情報を確認してください。

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カード払い非対応の場合の対策

JTBたびたびバンクなど、カード払いに対応していないサービスもあります。その場合の対策を紹介します。

1. 対応サービスに変更する

どうしてもカード払いでポイントを貯めたい場合は、対応サービスへの乗り換えを検討しましょう。カード払い可能な旅行積立に乗り換えるのが一番シンプルな解決策です。ただし、使える旅行商品も変わるため、自分の旅行スタイルに合うかどうかトータルで判断しましょう。

2. 旅行代金をカード払いにする

積立時点ではなく、旅行商品の購入時にポイントを貯める方法もあります。積立自体はカード払いできなくても、旅行商品の購入時にカード払いできる場合があります。積立で貯めた旅行券と、不足分のカード払いを組み合わせれば、この方法でもポイントは貯まります。

3. 別の節約方法を検討する

そもそも旅行積立のカード払いにこだわる必要があるのか、立ち止まって考えてみましょう。旅行積立にこだわらず、別の方法で旅行費用を節約することも選択肢です。後述する会員制旅行サービスなら、より大きな節約効果が期待できます。

旅行積立より効率的な方法

「ポイント二重取り」を目指すなら、旅行積立以外にも選択肢があります。

会員制旅行サービス

旅行積立の二重取りよりも、さらに効率的な節約方法があります。それが会員制旅行サービスです。会員制旅行サービスでは、旅行商品自体が20〜80%OFFになります。カード払いも可能なので、割引とポイントの両方を得られます。

比較項目 旅行積立+カード払い 会員制サービス
割引率 3〜4.5% 20〜80%
カード払い 制限あり 可能
使い道 特定会社のみ 200万軒以上
向いている人 特定会社利用者 旅行頻度が高い人

例えば、30万円のハワイ旅行の場合を比較します。

方法 節約額
旅行積立(3%)+カード(1%) 12,000円
会員制サービス(50%OFF) 150,000円

節約額の差は歴然です。旅行頻度が高い方は、会員制サービスを検討する価値があります。

関連記事: 会員制旅行サービスの詳細を見る

旅行系クレジットカードのポイント活用

旅行積立を使わずに、日常生活でコツコツとマイルを貯める方法も有効です。普段の買い物で旅行系カードを使い、貯まったポイントをマイルや旅行券に交換する方法もあります。旅行積立の「強制貯金」機能は失われますが、使い勝手は向上します。生活費をすべてカード払いにすれば、年間数万マイル貯めることも可能です。

おすすめのクレジットカード

旅行積立のカード払いに使えるおすすめカードを紹介します。

ANA旅行積立におすすめ

ANA旅行積立を利用するなら、ANAカードの選択が重要です。年会費と還元率のバランスを考慮して、自分の積立額に合ったカードを選びましょう。以下に主要なANAカードを比較します。

カード 年会費 マイル還元率 おすすめ度
ANAカード(一般) 2,200円 0.5% 入門向け
ANAワイドゴールド 15,400円 1% 高還元
ANAカードプレミアム 77,000円 1.5% ヘビーユーザー

年間積立額が多い人ほど、上位カードのメリットが大きくなります。

JAL旅行積立におすすめ

JAL派の方には、JALカードでの積立がおすすめです。JALカードはANAカードに比べて年会費がやや高めですが、空港ラウンジや保険など付帯特典も充実しています。以下に主要なJALカードを比較します。

カード 年会費 マイル還元率 おすすめ度
JALカード(一般) 2,200円 0.5% 入門向け
CLUB-Aゴールド 17,600円 1% 高還元
プラチナ 34,100円 1% 充実特典

JALの方が年会費はやや高めですが、カード特典(空港ラウンジ等)も充実しています。

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まとめ

旅行積立をクレジットカードで払えば、積立の利息とカードポイントの「二重取り」が可能です。

ポイント 内容
対応状況 サービスによる(自社カード限定が多い)
二重取り効果 実質4〜5%程度の還元に
注意点 カード年会費、対応カード限定
代替案 会員制サービスはさらに高い節約効果

旅行積立のカード払いを検討する際は、年会費とのバランスを考慮しましょう。また、旅行頻度が高い方は会員制旅行サービスも比較検討してみてください。

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旅行積立のクレジットカード払いを検討している方は、旅行積立の基本的な仕組みも合わせて確認してください。また、旅行費用をさらに節約したい方は会員制旅行サービスの活用法ホテルを最安値で予約する方法もおすすめです。複数の節約方法を組み合わせることで、旅行費用を大幅に削減できます。

クレジットカード払いを活用した旅行積立の最大化戦略

旅行積立とクレジットカードを組み合わせて、最大限にお得に旅行するための戦略をまとめます。

年間計画を立てる

旅行積立とカード払いを最大限に活用するには、計画性が重要です。旅行積立は計画的に活用することで効果を最大化できます。年間の旅行予定を立て、逆算して積立を開始しましょう。目標の旅行時期から12ヶ月前に積立を開始するのがベストです。

旅行時期 積立開始時期 積立期間
夏休み(8月) 前年8月 12ヶ月
年末年始 前年1月 12ヶ月
GW 前年5月 12ヶ月

12ヶ月の積立が最も利率効果が高くなります。

カード選びのポイント

旅行積立用のカードを選ぶ際は、単純に還元率だけで判断してはいけません。年会費、付帯特典、普段使いのしやすさなど、総合的に判断することが大切です。旅行積立に使うカードは、以下の観点で選びましょう。

ポイント 詳細
還元率 1%以上が理想
年会費 積立額に見合うか
付帯特典 空港ラウンジ、保険など

年間12万円以上の積立なら、ゴールドカードの年会費も十分にペイできます。

Q. 楽天カードで旅行積立は払える?

残念ながら、主要な旅行積立サービスでは楽天カードでの支払いには対応していません。ANA・JAL系は自社カードのみ対応です。

Q. ポイント二重取りは本当にお得?

はい、銀行引き落としに比べて1%以上お得になります。ただし、カード年会費を考慮して総合判断してください。

Q. 積立以外でポイントを貯める方法は?

旅行代金の支払い時にカードを使う、日常の買い物でマイルを貯めるなどの方法があります。旅行積立にこだわる必要はありません。

Q. 旅行積立とカード払いどちらが大事?

旅行積立の利息(1.75〜3%)の方がカードポイント(1%程度)より大きいため、旅行積立を優先した上でカード払いを追加するのがおすすめです。

Q. もっと節約する方法はある?

会員制旅行サービスを使えば、旅行商品自体が20〜80%OFFになります。旅行頻度が高い方は検討の価値があります。