「年末年始に旅行したいけど、どこも高すぎる」「ピーク時でも安く旅行する方法はないの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。年末年始は旅行需要が最も高まる時期で、航空券もホテルも通常の2〜3倍の価格になることも珍しくありません。しかし、予約のタイミングや旅行先の選び方を工夫すれば、繁忙期でも費用を抑えることができます。この記事では、年末年始の旅行を安く予約するコツを詳しく解説します。

年末年始の旅行費用はどれくらい高くなる?

まずは、年末年始の旅行費用がどれくらい高くなるのか把握しましょう。

航空券の価格変動

年末年始の航空券は、通常期と比べて大幅に値上がりします。

路線 通常期(平日) 年末年始(12/28〜1/3) 上昇率
東京→沖縄 15,000〜25,000円 40,000〜80,000円 2〜3倍
東京→札幌 12,000〜20,000円 30,000〜60,000円 2〜3倍
東京→福岡 10,000〜18,000円 25,000〜50,000円 2〜3倍
東京→ソウル 20,000〜35,000円 50,000〜100,000円 2〜3倍
東京→ハワイ 80,000〜120,000円 200,000〜400,000円 2〜3倍

特に、12月28日〜30日出発、1月2日〜4日帰着の便は、最も高くなります。逆に、12月31日出発や1月1日帰着は、比較的取りやすいことがあります。

ホテル・旅館の価格変動

宿泊費も年末年始は大幅に上がります。

宿泊施設 通常期(1泊) 年末年始(1泊) 上昇率
ビジネスホテル 6,000〜10,000円 12,000〜20,000円 2倍
リゾートホテル 15,000〜25,000円 30,000〜60,000円 2倍
温泉旅館 20,000〜35,000円 40,000〜80,000円 2倍
高級旅館 40,000〜80,000円 80,000〜150,000円 2倍

温泉旅館や高級ホテルは、年末年始特別プラン(おせち料理付きなど)を設定していることが多く、さらに高額になることもあります。

年末年始旅行の総費用例

2人で3泊4日の旅行をした場合の費用例です。

旅行先 通常期 年末年始 差額
沖縄(国内リゾート) 150,000円 350,000円 +200,000円
北海道(温泉+スキー) 120,000円 280,000円 +160,000円
韓国(2泊3日) 80,000円 180,000円 +100,000円
ハワイ(5泊6日) 400,000円 900,000円 +500,000円

年末年始は、同じ旅行内容でも10〜50万円以上高くなることがわかります。しかし、これから紹介する方法を使えば、この差額を大幅に縮められます。

年末年始の旅行を安く予約する7つのコツ

繁忙期でも費用を抑えるための具体的な方法を紹介します。

1. 予約は「夏」に済ませる

年末年始の旅行は、早期予約が最も効果的な節約方法です。

予約時期 航空券の価格傾向 ホテルの空室状況
6〜8月(5〜7ヶ月前) 最安、選択肢豊富 余裕あり
9〜10月(3〜4ヶ月前) やや高め 人気宿は満室に
11月(1〜2ヶ月前) 高い 空室わずか
12月(直前) 最高値、満席多い ほぼ満室

航空会社の早期割引(JALの「スペシャルセイバー」、ANAの「ANA SUPER VALUE」など)は、搭乗日の28日前〜75日前以上の予約で適用されます。年末年始の航空券は、7〜8月頃に予約すると最安で購入できます。

2. 出発日・帰着日をずらす

年末年始でも、日程によって料金は大きく異なります。

出発日 混雑度 料金傾向
12月26日〜27日 やや混雑 やや高め
12月28日〜30日 最混雑 最高値
12月31日 意外と空き やや安め
1月1日 やや空き やや安め
1月2日〜4日 最混雑(帰り) 最高値
1月5日以降 空いている 通常に近い

12月31日出発・1月1日帰着、または1月1日出発・1月5日帰着など、ピーク日をずらすだけで、航空券代を30〜50%抑えられることがあります。

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3. LCC(格安航空会社)を活用する

年末年始でも、LCCを使えば航空券代を抑えられます。

航空会社タイプ 東京→沖縄(片道) メリット・デメリット
大手(JAL・ANA) 40,000〜80,000円 座席指定・荷物込み、マイル加算
LCC(ピーチ・ジェットスター) 15,000〜40,000円 荷物・座席は別料金、マイルなし

LCCでも年末年始は値上がりしますが、大手航空会社の半額以下で購入できることが多いです。手荷物だけで身軽に旅行するなら、LCCが最もコスパが良い選択です。

4. 穴場の旅行先を選ぶ

人気の旅行先は混雑して高くなりますが、穴場を選べば費用を抑えられます。

人気の旅行先 穴場の代替先 特徴
沖縄本島 石垣島・宮古島 本島より空いていることも
ハワイ グアム・サイパン フライト時間短く、料金も安め
京都 奈良・和歌山 歴史・温泉を静かに楽しめる
北海道(ニセコ) 北海道(道東) スキー客が少なく、温泉も
箱根 伊豆・熱海 同じ温泉でも混雑度が違う

海外旅行なら、年末年始に需要が集中する「常夏の島」を避け、オフシーズンの都市(ヨーロッパの都市など)を選ぶ方法もあります。

5. パッケージツアーを比較検討する

航空券とホテルを別々に予約するより、パッケージツアーの方が安いことがあります。

予約方法 メリット デメリット
個別予約 自由度が高い 繁忙期は高くなりやすい
パッケージツアー セット割引あり 日程の自由度が低い
ダイナミックパッケージ 自由度あり+割引 選択肢が限られる場合も

特に、旅行会社がまとめて仕入れているツアーは、個別に予約するより20〜30%安くなることがあります。複数の旅行会社のツアーを比較してみましょう。

6. ポイント・マイルを活用する

貯めたポイントやマイルを年末年始に使うのも効果的です。

ポイント・マイル 活用方法 注意点
航空マイル 特典航空券に交換 繁忙期は空席が少ない
ホテルポイント 無料宿泊に交換 年末年始は対象外の場合も
クレジットカードポイント 旅行代金に充当 還元率を確認
楽天ポイント 楽天トラベルで利用 お買い物マラソンで貯める

航空会社のマイルで特典航空券を取る場合、年末年始は空席が限られます。マイルを使うなら、半年以上前から予約枠をチェックしましょう。

7. 会員制旅行サービスを利用する

最も効果的な節約方法は、会員制旅行サービスの活用です。

比較項目 一般予約サイト 会員制サービス
年末年始のリゾートホテル 60,000〜100,000円/泊 30,000〜50,000円/泊
年末年始の海外ホテル 50,000〜80,000円/泊 25,000〜40,000円/泊
割引率 定価〜10%OFF 30〜50%OFF

会員制サービスでは、ホテルの卸値で予約できるため、繁忙期でも大幅に安くなります。年末年始の3泊で10万円以上の節約も可能です。

会員制旅行サービスの詳細を見る

年末年始におすすめの旅行先

年末年始ならではの楽しみ方ができる旅行先を紹介します。

国内おすすめスポット

旅行先 年末年始の楽しみ方 費用目安(2人3泊)
京都 初詣、除夜の鐘、伝統行事 150,000〜300,000円
沖縄 暖かい気候でリゾート満喫 200,000〜400,000円
北海道 雪景色、温泉、スキー 180,000〜350,000円
伊勢志摩 伊勢神宮で初詣 120,000〜250,000円
金沢 冬の味覚、雪景色、温泉 100,000〜200,000円

京都や伊勢は初詣客で混雑しますが、元旦を避ければ比較的落ち着いて観光できます。沖縄や北海道は、年末年始らしい過ごし方とは異なりますが、リゾート気分を満喫できます。

海外おすすめスポット

旅行先 年末年始の楽しみ方 費用目安(2人4泊)
ハワイ カウントダウン、ビーチ 600,000〜1,200,000円
グアム 近場リゾート、カウントダウン 300,000〜600,000円
台湾 初詣(龍山寺)、夜市 150,000〜300,000円
シンガポール カウントダウン花火 300,000〜600,000円
オーストラリア 夏のシドニーで年越し 500,000〜1,000,000円

ハワイやグアムは日本人に人気で高額になりがちです。コスパを重視するなら、台湾やベトナムなどアジア圏がおすすめです。

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年末年始旅行の予約スケジュール

年末年始の旅行を成功させるための、月別の準備スケジュールです。

理想的な準備スケジュール

時期 やること ポイント
6〜7月 旅行先・日程を決定 候補を2〜3つに絞る
7〜8月 航空券を予約 早期割引を利用
8〜9月 ホテル・旅館を予約 人気宿は早めに
10〜11月 現地アクティビティを予約 年末年始は予約必須
12月 最終確認 持ち物・交通手段の確認

年末年始の旅行は「夏に予約する」のが鉄則です。秋以降に予約しようとすると、希望の便や宿が取れないことが多くなります。

直前でも間に合う場合

計画が遅れてしまった場合でも、諦める必要はありません。

方法 メリット デメリット
キャンセル待ち 人気の便・宿に空きが出ることも 確実ではない
直前割 空室を埋めるため安くなることも 人気宿は対象外
穴場旅行先を選ぶ 直前でも予約可能 第一希望ではないかも
日程をずらす 空きが見つかりやすい 年末年始感が薄れる

12月中旬以降でも、キャンセルが出て空席・空室が出ることがあります。諦めずにこまめにチェックしましょう。

年末年始旅行の注意点

年末年始の旅行には、通常期とは異なる注意点があります。

予約・キャンセルについて

注意点 詳細
キャンセル料 早期から高額のキャンセル料が発生
予約変更 年末年始は変更不可のプランが多い
満席・満室 人気の便・宿は早々に埋まる
価格変動 予約タイミングで価格が大きく変動

年末年始のキャンセル料は、通常より早い時期から発生することがあります。予約前に必ず確認しましょう。

現地での注意点

注意点 詳細
営業時間 年末年始は休業・時短営業の施設多数
混雑 観光地・初詣は大混雑
交通渋滞 高速道路は大渋滞
現金 ATMの稼働時間に注意
病院 年末年始の診療体制を確認

特に、12月31日〜1月3日は休業している飲食店や施設が多いです。事前にリサーチしておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 年末年始の旅行はいつ予約するのがベスト?

A. 航空券は7〜8月(5〜6ヶ月前)、ホテルは8〜9月に予約するのがベストです。早期割引が適用され、選択肢も豊富です。10月以降は価格が上がり、11月以降は満席・満室が増えます。

Q. 年末年始でも安い旅行先はどこ?

A. 国内なら、伊豆・熱海(箱根より安い)、道東(ニセコより安い)、九州(福岡・長崎)が比較的安めです。海外なら、台湾、ベトナム、フィリピンなどアジア圏がコスパ良好です。

Q. LCCで年末年始に旅行するのはあり?

A. ありです。年末年始でもLCCは大手の半額程度で購入できることが多いです。ただし、手荷物や座席指定は別料金なので、総額で比較しましょう。また、LCCは欠航時の振替が限られるため、余裕を持ったスケジュールがおすすめです。

Q. 年末年始のホテル予約はいつから?

A. 多くのホテルは、宿泊日の3〜6ヶ月前から予約を受け付けます。人気のホテルや旅館は、予約開始直後に埋まることもあるため、予約開始日をチェックしておきましょう。会員制旅行サービスなら、一般予約より早く予約できることもあります。

Q. 年末年始の旅行をキャンセルしたらどうなる?

A. キャンセル料は予約したプランによって異なりますが、年末年始は通常より早い時期から高額のキャンセル料が発生することが多いです。旅行保険に加入しておくと、やむを得ない理由でのキャンセル時に補償を受けられます。

まとめ

年末年始の旅行を安く予約するためのポイントをおさらいしましょう。

ポイント 内容
予約時期 7〜8月の早期予約が最安
日程 12/31や1/1出発・帰着で割安に
航空会社 LCCで航空券代を節約
旅行先 穴場を選んで混雑・高騰を回避
予約方法 会員制サービスで卸値予約
ポイント 貯めたマイル・ポイントを活用

年末年始は旅行費用が最も高くなる時期ですが、予約のタイミングや旅行先の選び方を工夫すれば、大幅に節約できます。会員制旅行サービスを活用すれば、繁忙期でもホテルの卸値で予約でき、10万円以上の節約も可能です。

早めの計画と賢い予約で、年末年始の旅行を思い切り楽しんでください。

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